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2021.01.12
障害福祉サービスって?(番外編)
障害福祉サービス(番外編)
福井県はR3.1.8頃~ 大雪に見舞われました。
YOLOが事業所を構える福井市の市街地でも積雪103センチと聞いています。
峠は越えたもの、
いたるところで交通マヒも発生し、スタック車もあちらこちらに。
車社会である福井の移動はストップしています。
物流もストップしてスーパーやコンビニも品薄な状態です。
(三年前にも“H30豪雪”がありましたが、何が改善されたかは……)
いやはや、
改めて、暖が取れ、当たり前に食事をし、お風呂に入り、布団で寝るということの
ありがたさを感じます。
その中で…
私達、YOLO・FUKUIは、
障害福祉サービスの重度訪問介護、居宅介護(身体・家事)、そして地域支援事業の中の移動支援の、
いわば「訪問系サービス」を提供しているわけですが…。
有事であれ、人の生活は止まりません。
重度障害者の生活は介助者がいないと成り立たず、
介助者がいないのは死ぬも同然。(大げさではなく)
食事もできない、排泄もできない、着替えもできない…
「大雪なので行けません」は通らないのです。
災害時であろうが、休所、サービスの停止をすることは念頭にありません。
それだけ、訪問系サービスは人の生活に密接し、生活を支える最後の砦なのです。
YOLOのスタッフ達はこの数日、本当にがんばってくれています。
積雪で劣悪な道路を、
皆が皆、「歩いてでも行きます!!」と、
徒歩で片道だけでも数時間かけてサービス利用者宅に行ってくれています。
事業をスタートしてまだ一年を過ぎたくらいの事業所のスタッフ達が、
誰から教えられたわけでもなく使命感をもって動いてくれているのは嬉しいものであり、
本当に感謝です。
(ヘルパーのみならず、がんばってくれている福祉従事者を目の当たりにして、
「冬季等災害時対応加算」等があっても良いのでは?とも思いますが…
福祉に使われる財源は少ないものです…)
(※写真は、スタック車の救出後の様子。
道路の状態もすごいでしょう…
でも、こんなときだからこそ大変なことを笑いに変えて、心上向きにしないとですね(*´ω`))