新着情報
2021.03.11
障害福祉サービスって?(パート6)
障害福祉サービス入門編~パート6~
ここまで、まずYOLOが提供しているサービス(居宅介護(身体介護・家事援助)、重度訪問介護)について触れてきました。
まだまだ抽象的なものだと思いますが…
今回は、障害福祉サービスで地域生活支援事業の中に含まれる
「移動支援」
地域生活支援事業とは…
その地域で生活する障害者等のニーズを踏まえて、実情に応じた柔軟な事業形態で、国ではなく市町村や都道府県が実施する事業です。
=市町村や都道府県が独自に行うサービス
YOLOがある福井県福井市では、
日中一時支援事業、訪問入浴サービス事業、地域活動支援センター、そして移動支援事業を行っています。
(R3.3 福井市HPより)
「移動支援」…これも、介護保険にはないサービスですね。
その名の通り、移動(外出)が困難な人に対して行う外出のサービスです。
と言っても、こちらが行先を決めて目的地にお連れするものでもありません。
基本は、その方の行きたい場所に、徒歩もしくは公共交通等を利用して同行します。
一緒に外出してほしい、同行してほしいという理由はそれぞれ。
身体に障害があるから(外出準備や帰宅後整理、車いすを押す、危険回避等々)はもちろん、
買物先等でのお金の受け渡しのサポート、
公共交通の利用のサポート、
お店に入れば陳列物を取るサポート、
コミュニケーションのサポート…
障害があるから外出したくてもできないなんておかしな話。
サポートさえあれば✧
(介護保険枠の高齢者の方も同じ想いされている方いると思うんだけど…それはまた別なところで)
YOLOの現状から言えば、
障害児の方の利用も目立つでしょうか。
確かに、昔より介助者を伴って外出されている方は増えましたね(´ω`*)
良きことです。
でも、まだまだ障害者が外に出ることにはハードルも…
通学・通勤等、通う場所に行くためにはサービス利用できないとか、
担う事業所が少なかったりとか。
サービス外のところでも、交通アクセスの問題とか…。
何事も「仕方ない」ではなく、課題は出し合って改善していかなきゃです。