YOLO日記
2020.06.11
自立生活史とYOLO・FUKUI(5)
最終回『時代は繰り返すもの』
今、全国的に超ヘルパー不足。
なんせ、どの業界でも求人してるもんだから、なかなか福祉に来てくれないんだよね。…命を、生活を、看る職業なんだけど、障害福祉(マイノリティ)への不当な扱いはまだまだ続くのです。
その理由は多角的であるけれど、先ずは我々当事者が“自分の足元”を自覚して、今こそ身近な人との繋がりを強化していかなきゃね。そんで、地道にその輪を広げていくこと。
ほんと支え合わなきゃいけない時代なんだと思います。
※地域生活を大局的に見て、生かされていると知った上で、誰もが生きていける新しい社会を模索していくために。それが本当の福祉かもね!
※批判を避けるために引用します
“重度訪問介護”産みの親、新田勲氏の『双方向』っていう介護保障の発端と(おっ雑w)
最近だとバリバラでALSの岡部宏生氏が言ってたコレ↓
信頼しているヘルパーに「やめたい」と言われてしまった経験から、自分の思っていることを言えなくなったこともあったという岡部さん。自分が望む暮らしと、ヘルパーの働きがいを両立させるために、ヘルパーへ“寄り添う”ことも必要だと考え、言葉がけや自分よりヘルパーの食事時間に気を遣うなど、彼らを大事にすることを徹底してきた。そうした中、学生ヘルパーを卒業しても職員として介護を続けたいという人も出てきた!
「こんな難しいケアをしなくても、いくらでも仕事があり、しかも難しいケアをしてもお金に反映されない。介護者がどんなに高いスキルを必要とされているか、報酬がともなわない中でどうしてその人を抱えてリスクを背負いながら介護をやっているのかを、利用する側が考えて感じることが必要だ。」
ウーム。。。
まさにお互いを見合う関係性。介護報酬(単価)以上の価値観も追求していかねばね。。
…しかし卑屈になる事なかれ!
横塚晃一『思いやりは相互に…』
『思いやるというのは健全者に遠慮することではない。思いやった上で、それでもなおCPとしての主張を通さねばならない。時と場合によれば健全者がぶっ倒れるのを承知の上で、健全者を使いきらなければならないのだ。』
※健全者… 健常者。ヘルパーのこと
だからこそ、YOLOメンバーの誰もが信頼関係を基に
『アイツのために頑張る!』
『アイツがいないとなんかツマランな…』
『アイツの存在が皆んなを高級なものにするよなw』 etc…
って認め合えるように、一人ひとりの光を発掘していくってスタンスで日々活動して行きたいものですね。
狭い枠の生産性(経済)に囚われず、一人ひとりが連動し、隠れていた“生産性(価値観)”を見出していくこと。
一人ひとりが地域社会を盛り上げる要員として。
YOLO→人生一度きり!の意味。
障害者も健常者もテメー次第ってことで、とってもイーブンではあるまいか。