YOLO日記
2021.06.02
適応障害
YOLOでは昨年からスタッフのメンタルヘルスに取り組んでいます。
最近、女優さんが適応障害だということを公表しました。
そして、有名スポーツ選手もうつ病で苦しんでいる…と。
自身も、数年前に適応障害と診断されたことがあります。
忘れることのない恐怖の期間でした。
適応障害は、特定のストレス要因に対し、うつ症状が生じるというもの。
ストレス要因に接してから直近3ヶ月以内に症状が生じるとされており、
不安が強くなる、人間不信、動悸が起きる、頭痛、腹痛、めまい、倦怠感、朝起きれなくなる、夜眠れなくなる、社会参加ができなくなる等、
様々な症状が現れるようです。
まず、ストレスの要因と距離を取り、休養すること。
でも、職場にストレス要因がある場合は、それ以外の場所では症状を感じないという人もいたり、
会社の建物を見るだけで(会社の話題になるだけで)体調が悪くなったり、
予期せぬ時に再発してしまい、ストレス反応が起きてしまうことも。
残念ながら…人生楽しい嬉しいことばかりではない。
十人十色、多様な人がいて、合う人合わない人がいるのも当たり前。
だからこそ、
ひとりひとりもストレスマネジメントを身につけることも大事に思います。
また、こんな話からも分かるように、人事ではない。
「障害」ってそういうものだと思います。
いつ、事故や病気で身体が動かなくなるか、考えたり判断したりすることが難しくなるか分からない、
老いというものも避けられません。
その瞬間に昨日まで自分がいた世界と今日から自分がいる世界が変わってしまう社会です。
本当は世界はひとつしかないのに。
「大変やね」「かわいそうやね」「仕方ないわ」、
(話題によっては)「障害者が主張するのはわがままだ」と
障害者に向けられます。
今、他人事として聞いていることが我が事だったら…とみんなが考えられれば、
少しは世の中変わると思うんですが。