YOLO日記
2022.05.30
夢は夜ひらく
先日、地元のテレビ局で福井の夜の街の託児所について特集されていました。
夜に働くシングルマザーの方や子育て世代の人達に夜でも安心に仕事をしてほしい、また、その中で生活困窮している方への支援のために、実際にお店を経営されている方が立ち上げて託児所を作ったとのことでした。
夜の街(片町)で働く人たちには一見きらびやかな世界である一方、いろんな理由があって仕事をしている人がいます。
病気の家族の為、借金返済の為、子供を育てる為など、色んな事情が混ざった世界です。
お客様を楽しんでもらうためにはそのようなつらいことを隠し、時には本音を漏らし。
また、その弱みに付けこむ悪者もいます。
生きていくために、第一お客様の為にも真偽をきっちりと見定めながら、経営者は毎日綱渡りで営業している。
それが夜の街なのかなと思います。
藤圭子さんの歌で圭子の夢は夜ひらくという歌がありますが歌の通りの世界だと思います。
きらびやかに見える光の奥にある漆黒の闇。
その闇を見ないふりせずにしっかりと目を向けていくことが必要なんだと思います。