YOLO日記

2020.02.18

自立生活史とYOLO・FUKUI

 今週のブログ担当の清水だす。

 

ワタシは障害者の自立生活運動の簡単な歴史と、2019年にYOLOFUKUIが出来た経緯をザクッと書いてみようかなと思っとります。細かい内容は目下勉強中の松坂さんに任せて、介助に偏った内容にはなりますが、雑に気楽に書いていきますね

 

その1 『障害者の自立生活とは』

 

一般的(?)に重度障害者が地域で自立生活(一人暮らし)を営めるようになったのは支援費制度が施行された2003年からだから、まだ17年しか経っていないってことなのね。ほんなら、まだまだ発展途上ってことやね!

 

じゃあ、それ以前の重度障害者達はどう生活していたんだろ?? その多く(実は現在もだよ)は、親元・入所施設でとっても不自由な生活をしていたみたい。

当時は入所施設も少なく、”我が子の将来を悲観した親に殺されちゃうこと”も少なからず(心中事件)。。 でも、そういった背景の中から、ごく一部のはみ出し者1970年代辺りから、新しい選択肢の開拓として地域で自立生活を始めていたと聞きました。

重度障害者=日常生活に多くの介護が必要な障害者

自立生活=親や支援員に縛られることのない主体的な生活

 

いわゆる自立生活運動ってのは、アメリカから来た障害者思想のようで、日本元来のソレは青い芝の会っていうCP(脳性マヒ者)集団から始まったと偉い人が言っていました。この団体は『我々を抑圧する健常者文化に対抗するCP文化を造らねば!』って過激(?)な団体だった様ですね。なんか、その思想には本場メリケンさんもビビったほど!

※”青い芝の会”歴史的背景はとっても興味深いよ!

『母よ!殺すな』『障害と文学』『われらは愛と正義を否定する』その他、事務所に書籍揃ってます。先ずは『さようならCP(映画)でもどうぞ

行動綱領の一つ『われらは自らが脳性マヒ者であることを自覚する』

   → YOLO理念『己を知り、違いを知り、それらを認め合うところ』と似ているね!

後半に続く

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