YOLO日記
2020.11.26
当たり前の日々
いつもの日常っていうものは常に忙しく、特に働き世代は子育て・仕事ナドナド・・・
様々なものに追われながら生活していると思います。
なかなか日常というものは当たり前に過ぎていくので大事なことに気づきにくい事も多いと思います。
日々のごはん・その日にあった人・その日にあった出来事。
以外に一日を振り返ると結構色々とあるものです。
大人になるにつれて経験がゆえに日常の刺激になれてしまい、新しい経験を積むことが少ないためあっという間に時間が過ぎる。
逆に新しい経験をする事は学ぶことも多くその時間は長く感じる。
こういった感覚を踏まえ・・・。
先日ある利用者さんが旅立たれていきました。
若いころに関わりのあった方なのですが、その時には一人暮らしに興味があったもののその時には断念。
長年施設入所で過ごされていました。
そして時はたって昨年の冬、これまた縁があり再開し介助の利用される形になりました。
長年の夢がかなった昨年の冬から丁度1年。突然別れを告げて旅立っていかれました。
ご冥福をお祈りいたします。
人の死というものは尊く、はかない。だからこそ美しい。
けど、その人となりや生き方によってはその見え方は変化します。
時には社会に翻弄されて輝きを失っている人もいます。
ただ死ぬだけではなにも変わらない。その人なりに生きて、周りが受け入れる事で初めて尊く、はかなく、美しく見えるのだろうと思います。
だからこそ日々の日常を自分らしく生きることが大切なんだろうと思います。
最後に・・・。
人は2度死ぬという考え方があります。
一度目は肉体が亡くなること。
二度目は精神が亡くなること。
その人がいなくなったとしても、その人が話していた想い・考え・足跡が残っている限り永遠とその人が生きているという考えです。
ふとした瞬間に亡くなられたあの方を思い出し、いつも声をかけてくれたあの言葉に励まされる。
これからの日常。しっかり前を見て歩く今に足跡をつけて生きてみませんか?