YOLO日記

2021.01.29

強度行動障害!?

 身体・精神・知的の三障害の支援に加えて、難病や強度行動障害となんでもござれ状態のYOLOです(^ ^)

 

以前の職場は身障者メインでやっていましたので、ここに来てより多くの経験をさせていただいています

 

知的の方は、以前から触れ合う機会がありましたので、上手くやれてるかなと思っています。強度行動障害の方についてはまだまだ体当たりの手探り状態ですね(^^;)

 

実は、従兄弟が自閉症でして、幼少期よく遊んでいたのです。『なんか別の世界観を持っているな』って思っていました。と言っても、当時は『なんか変わった奴だな』ですけどね(笑)

実際、支援する立場になりますと、彼がその世界観でしか生きられない風に生まれたなら、一般社会の価値観で生きることを強いられるってのはストレスフルでしか無いのだろうと考えた訳です。そんな精神状態な上に、更にストレスが重なって大爆発と、行動(二次障害)に出るのだろうなと。

 

それらを踏まえて支援していく訳です。本人にとって介助者がストレスになっては木阿弥ですので、本人の価値観を尊重しなければ介助は出来ません。

 

心苦しいのが、その価値観が世間にとって不快と捉えられること。

まだまだ理解があるとは言えない現状ですので、方々から当事者に対して強い矯正(抑圧)の力が働きます。でもそれは、その人の人生を殺すものだと解って欲しいと願います。

ズレていたって意思のある一人の人間。彼らの常識からみたら、一般の方がズレていると言う、定型発達者(健常者)・非定型発達者(自閉症者)という表現が分かりやすいかもしれませんね。

我々にとってその突飛見える行動がどれほど迷惑なのかと改めて考え直し、認めていく。

常識を押し付けて、一人の人間の人生を殺してしまってはいないかと振り返っていく。

画一的な価値観をアップデートしていくこと。多様な人間が生きやすい『社会モデル』は必要です。

行動障害は本人にとっての不快を訴える術であって、本人なりの行動で示しているだけ。

我々は、根底にある多大な抑圧を理解した上で、快・不快を考察していくこと。出来る限り不快(障害)を取り除くこと(社会モデル化)。本人は、感じた不快をより上手く他者に伝えるられるようになることが歩み寄りなんだと思います。

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