YOLO日記
2024.05.02
これは愚痴…なのか?
さぁ、5月だ✨✨✨
今年度、福祉サービス等の報酬改定が行われました。
「介護保険サービス」「障害福祉サービス」は三年に一度、
「医療保険」は六年に一度で、
今回はその三つが同時改定のトリプル改定の年でした。
YOLOは「介護保険サービス」の訪問介護も指定を受けて提供しています。
それは、障害福祉サービスを利用している障害ある人が65歳を迎えても支援を提供し続けられるため
&介護保険サービスの適用となっているALS等の疾患の方の支援を行えるようにするため。
今回の改定で、介護保険サービス内の特別養護老人ホームやデイサービスなど、
ほぼ全てのサービスで職員の基本報酬が増額された一方で、
訪問介護サービスのみが2~3%の減額。
国はこの理由としては「平均の利益率が他のサービスと比較して高いこと」と上げているようですが、
これにはカラクリが。
高利益だという要因は、主に都市部においてのサービス付き高齢者向け住宅。
多くは介護事業所が併設され、その職員らがその“自宅”を訪問する体の訪問介護のひとつ。
徒歩、自転車でピュイっと訪問できて移動コストもかからない。
一方で、訪問介護事業所の4割近くが赤字だというデータも…
んん?利益率高いのに赤字?
その多くが中小、零細事業所。
地方は、車を使っての訪問。
これだけでも経費。
国(これは財務省)は、社会福祉法人の大規模化の推進もしているようで。
(※キーワード…社会福祉連携推進法人)
どゆこと??
法人の規模が大きいほど職員の給与も増え、生産性も高くなり、
限られた人材を有効に活用して生産性を向上させるためと。
ち、ちょっと待てよーーー!!!
その中小、零細企事業所がどれだけの支援の必要な人の生活を支えているのか
分かっているのかい!?!?
高齢になっても、障害があっても、
住み慣れた地域で、自分らしい生活ができるようにという
“地域包括ケア”たら
“地域移行”たら“地域定着”たら
掲げているくせになんなんだ(怒)
これを縁の下で支えているのは
訪問介護(障害は「居宅介護」「重度訪問介護」)なんだぞ!!!
と声を大に叫びたい!
ついでに…
ケア計画立てる人も、
本人の意思より先に「病院(周りの支援者)がそう言うからヘルパーさん頼めますか?」とか
言っちゃダメよ~…まずは本人だよ~…
と小声でつぶやいておく…
ほんと、なんにも分かってないよね…😫😫😫
※ちなみに介護保険の訪問介護と障害福祉の居宅介護については、
「新着情報」でアップしましたのでまたご一読を(*^-^*)