YOLO日記
2024.12.11
師走
気づいたらもう師走。町はだんだんとクリスマス&年末モードに突入しております。
大体年末になると特に何が変わるわけでもないのにソワソワ。
不思議だなと思います。
それとともに事業所にもお役所の方々が・・・。
定期的なチェックを日々することが大事だと改めて感じつつ、しっかりとお仕事されて無事に帰っていかれました。←大変だった!
話は変わり、最近ぼくといっしょという本を改めて読み返しております。
知らない方にちょっとだけあらすじをいうと、家族の元を捨てていえでした幼い兄弟「いく夫」と「すぐ夫」が児童養護施設から脱走してきた男「イトキン」とがギャグを交えてコミカルにたくましく生きていく様を描いたまんがです。
この漫画のテーマは『人生って何?』というもの。
生きていく中で人が一度は考えるテーマかと思います。
それを初めから最後まで問いかけています。
定期的に読んで毎回思うことは「わかる!そうなんだよねぇ!そうなのよ!」というところがいっぱいある漫画でして・・・「生きづらさってみじかにある」という事を再々・・・・確認します。
この仕事をしているといろんな方と接しており、その介助の中で「もっとこうすると良いのかも」なんて場面があると思います。
結果としてとんでもないトラブルに巻き込まれていたり、お互いの関係が悪くなっていくのを目の当たりにしますが、この漫画でも実際に似ている場面があります。
本当にこの漫画を読むまでは、正直「こんなことって希なことでなかなかそんな人はいない」と思っていたりしていたのですがねぇ・・・。
最近になり、ますます思うことはこのような人が社会に本当に溢れていて、同じような事で悩み、苦しんでいる人がいっぱいいるということ。
主人公の一人のすぐ夫の言葉で「自分は、実はくだらないコダワリのせいでたくさんの幸せをスルーしてきたのではないのか?」なんてセリフ←何回も同じセリフで共感w
人と人の間でもそのコダワリでいままでの関係性が悪化したり、または裁判になったりすることが。
「そのコダワリって本当に必要なのだろうか?周りはそのコダワリについて何も思っていないのでは?」「変らないとこの先まずい!」と感じそれからコツコツと変わる人がいるといいのにと思うときが・・・。
また、「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らなソンソンというが、なぜ今までコダワリってきたかわかるか?恥ずかしいからだ!隙を見せるのがこわいからだ!」というセリフがあり、そんなコダワリで社会からはみ出すのであれば様々なコダワリから自分を解放する事が必要なのだということを問いてます。
仕事をするということに対し、一般の会社という組織の中で実はこのようなコダワリが外せず、結果「社会が悪い!」と言う思考になってひきこもっていたり、たまりにたまったうっぷんに近いものを外に向けて攻撃したり。ますますそのような人が身近なところにいるように思えます。
社会のヘンな人=障害者=かわいそうな人=ダメ人間という考えはいまだに横行しております。けど、そんなヘンな人がいるのがこの社会。
年末で大掃除や仕事などで忙しい少しの間にこの本を読んでちょっとだけ周りを見てみてください。
自分の周りにこんな人いませんか?