YOLO日記

2022.06.29

竹取物語

6月なのに!すんごく暑い!

こんだけ暑いのは異例だといっておりますが皆さん熱中症にならないようにこまめな水分補給!をしていましょう。

そんな中での文学シリーズ第2弾!

今回は「竹取物語」をチョイスします。

日本最古の物語と言われている竹取物語ですが、だいたい皆さん「かぐや姫」という名でご存知かと思います。

 

前回同様、初文を紹介しますと

 

「今は昔、竹取の翁といふものありけり

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。

名をば、さぬきの造となむいひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける

あやしがりて、寄り見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうたり。」

というフレーズ。これも中学あたりで勉強しております!(全然覚えていないw)。

 

訳すると

 

「今となっては昔のことですが、竹取の翁という者がいました。

野や山に分け入って竹を取っては、いろいろなことに用立てたのでした。

その名をさぬきの造と言いました。

(ある日)その竹の中に、根元が光る竹がひとつありました。

不思議に思って、近寄ってみると、竹筒の中が光っています。

それ(の中)を見ると、三寸(9センチ)ぐらいの人が、とてもかわいらしい様子で座っています。」

と言う風に現代語では訳されます。

 

この竹取物語。子供たちが読むために色んな所を割愛しているのをご存知でしょうか?

 

例えば、かぐや姫が月に帰る時に帝は月に帰ることを何とか阻止するんですが、原作ではなんと、帝とあろうものが無理やりかぐや姫を妻にする等の暴挙に出ていたりもします。

 

また、かぐや姫が帰ったあとの後日談などもあり大人になって読んでみると改めて興味深いものがあります!

七夕も近く、熱帯夜で寝苦しい時に月に帰る物語を読んでみてはいかがでしょうか?

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