YOLO日記
2021.09.25
介助者は聖人君子か
聖人君子=人徳や品位があり、さらに知識や教養もある優れた人
YOLO、お陰様でスタッフ19名で稼働しています。
男性は12名、女性は7名。
男性スタッフ割合が多い、なんともちょっと変わった福祉の事業所です(笑)
学生から副業、ちょこっと就労、メインスタッフまで。
(大事務所にすることが目的ではないので、
立ち上げ時は従業員20人までで留めようと心に誓っていましたし、今も…)
YOLO利用者は、年齢層は小学生から65歳を迎えた方まで50名。(移動支援利用者含む)
エリアも福井市を中心に、時には市をまたぎ東へ西へ、南へ北へ。
スタッフ、利用者だけでも、これだけの“人”と接していれば、
本当にいろんな“人”がいる。
「こんな人」「あんな人」「こんな経歴がある人」…なかなか詳細をお話するわけにはいきませんが( *´艸`)
なので、自分と合う人、合わない人がいるのも当たり前。
だからこそ、自分の心の守り方は得てきたかなぁと思うところですが、
いつ強敵が現れるかは分かりません(笑)
まぁ、これは社会の中で生きていれば、どんな職種でも同じでしょうが、
『対人援助職』と言われる福祉職、
ことに利用者の家に入り込み、
生活にグググーッと介入する私達訪問支援員は特にひしひしと感じるものかもしれません。
「特別じゃないよ」と言いつつ、やはり独特ではあるかもしれませんねぇ。
人様の家に通って長時間過ごす仕事ってないですもん。
利用者さんから見ても、自分のテリトリー、時間に他人がズカズカ入ってくることの違和感は計り知れません。
自分が今まで接してこなかったキャラクターの介助者が来ることになったら…。
そうじゃなくても十人十色、価値観が合致する人なんていませんから。
逆も然り。
介助者から見ても、他人のテリトリーに入っていくことの緊張、求められることの重圧。
ひとつ言えるのは、介助者は聖人君子ではないということ。
福祉職というだけで、「偉いわねー」と言われる、何かここにも独特さを感じます。
もちろん、知識や技術の向上は必要ですけどね。
それも他職種でも同じでしょう?
専門性、肩書等々だけが先行しがちな世の中ですが、
介助者も利用者も“人”です。