YOLO日記
2022.02.21
平家物語
コロナが流行しており巣ごもりが続く中、古典文学を少し勉強しておりまして・・・。
その中から一つ。
皆さんは「平家物語」を読んだことがありますか?
冒頭の一説を紹介すると
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵におなじ。
というフレーズ。中学あたりで勉強したかと思います(当時は全く興味がなかったw)。
訳すると
祇園精舎の鐘の音には、この世の全てが常に流動変化し、一瞬と言えども同じ状態ではない、という無常の響きがある。沙羅双樹の花の色は、盛んな物も必ずや衰えるという道理を示している。驕り高ぶる者も長くは続かず、凋落するだろう、ただ春の夜の夢のように。勢い盛んな者も遂には滅びるというのも、まったく風の前の塵と同じである。
というものです。
「人生というものははかないもの」という無常観を冒頭に語っており、これは現代の今でも起きている事象なのだと語り継がれています。
今というところで言うと、北京でオリンピックが開催されていた中でのロシアのウクライナ侵攻の騒動。
共産主義と旧共産主義(ロシアは一応連邦国家(民主主義)ですが、実効支配している以上共産体制は変わっておりません。)社会の中で起きている戦争と平和。
平家物語のように繰り返されていくのかなとおもうと無常だなと感じます。
また、先人の方たちが残した言葉や歴史を知ることで様々な今と照らし合わせてみると違った角度での今を見ることが出来ます。
巣ごもりの際にはぜひ「平家物語」を紐解いてみてはいかがでしょうか?
あと今回の体重ですが、87.3キロでした。うーん。横這い。
もう少しへらしていかないと。食べないようにしないと。