YOLO日記
2023.09.11
発信・受信する力=コミュニケーション?
このような仕事をしていると時に利用者さんやスタッフからアドバイスしていることがお説教に聞こえるなんてことを耳にします。
スタッフの場合、つらい時にあえてその人の成長を願い𠮟咤激励する言葉を使うこともあります。
利用者さんの場合はちょっと違い、圧と取られない様、言葉を選び使っています。
ただ、言葉の言い回しによってはうまく伝わらないのが現状。
確認が必要なところも多いです。
さて、ここで皆さん問題!(デデン!)
今からいくつかの例文を出します。
あなたはどのようにとらえますか?
例文1 小林管理者は出かけていませんでした。
例文2 効率の悪い営業は、弊社ではいたしません。
例文3 佐々木さんは吉田さんのように速く走れない。
いかがでしょうか。
皆さんどのように文章を読むでしょうか。
実はこの例文は2つの読み取り方ができます。
1 ①小林管理者は、外出していました。
②小林管理者は、会社にいました。
2 ①すべての営業は効率が悪いので、弊社ではいたしません。
②営業のなかでも、効率の悪いものについては、弊社ではいたしません。
3 ①佐々木さんは、吉田さんほどは速く走れない。
②佐々木さんは、吉田さんと同じく足が遅い。
と読むことができます。
実際介助の中でもこのような言葉のやり取りで受け取り方が相手と一緒ではなく結果、自分・相手がつらいなんてこともあります。
だからこそ会話の前後をきちんと把握していくことが必要なんだと思います。
1番の文章についても
「今日は天気が悪かったので小林管理者は出かけていませんでした」
と言われたらどうでしょう?
なんとなく会社にいたんだなということが想像できると思います。
2番の文章についても
「昨今の人手不足を考えて効率の悪い営業は弊社では行いません」
といわれると何となくこの会社は営業をしていないんだなということが伝わると思います。
自分の都合のいいように言葉を切り取れば、相手を悪い人にだってできてしまいます。(前にも書いたかもしれませんが・・・)
きちんと前後のやり取りや全体像をしっかり意識してその言葉をとらえるようにしないと、
人との関係が作りづらくなり、結果孤立・退職なんてことも・・・。(そこ、そこのあなたですよ!)
そうなるまえにしっかりと自分のコミュニケーション力を見直して変える努力をしていくことが必要です。
そうすれば一つ自分にプラスになることが増え、自分の成長にもつながっていきます。
終わらない夏。まだまだ残暑が厳しいですが成長できるように日々活動していきたいと思います。