YOLO日記

2026.07.22

昨年に続き・・・夏と言えば!

 皆さんは夏になると何を思い浮かべますか?

 
かき氷・風鈴・海・セミの鳴き声・そうめん・花火大会…。
夏にはたくさんの風物詩がありますよね。
そして、その中でも昔から日本人に親しまれてきたのが「怪談」です。
 
なぜ夏に怪談を語るようになったのかというと、お盆にはご先祖様の霊が帰ってくるという考え方や、江戸時代に夏の歌舞伎で怪談ものが人気となったことが由来と言われています。背筋がゾクッとすることで、暑さを忘れようという意味もあったそうです。
 
そんなところで、4年ぶりに怪談を紹介。
今回ご紹介するのは日本三大怪談の一つ――
 
 
『牡丹燈籠(ぼたんどうろう)』
 
 
聞いたことはあるけれど、内容までは知らないという方も多いかもしれません。
知らない方のために簡単なあらすじをご紹介します。
 
ある日、浪人の萩原新三郎という青年のもとへ、美しい娘「お露」が訪ねてきます。
二人はすぐに恋に落ち、毎晩のように逢瀬を重ねるようになりました。
新三郎は幸せな日々を送りますが、近所の人たちは誰一人として、その娘を見たことがありません。
不思議に思った使用人が後をつけてみると…。
なんと、お露と付き添いの女中は墓場へと消えていったのです。
驚いた使用人が墓を調べると、そこには「お露」と「お米」という女性の墓石が。
実は二人はすでに亡くなっており、新三郎のもとへ通っていたのは幽霊だったのでした。
それでも新三郎は、お露への想いを断ち切ることができません。
そして、毎晩幽霊と会い続けた新三郎は、少しずつ生気を吸い取られ…。
 
というお話です。
 
この『牡丹燈籠』で有名なのが、
「カラン……コロン……」という下駄の音。
 
夜道に響く下駄の音とともに、美しい女性が牡丹の灯籠を手に現れる場面は、日本怪談を代表する名シーンとして知られています。
怖いだけではなく、「愛する人への想い」が描かれていることから、どこか切なさも感じる怪談です。
もしかすると、真夜中に静かな道を歩いているとき…。
後ろから「カラン……コロン……」と下駄の音が聞こえてきても、振り返らない方がいいのかもしれません。
 
今年の夏、猛暑を乗り切るために日本の名作怪談を読んで、少しだけ涼しくなってみるのはいかがでしょうか。

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