YOLO日記

2020.12.03

自立生活(一人暮らし)って??

 『自立生活。考えてはいるけれど

と、その生活が想像できなくて一歩を踏み出せないでいる方は多いはず。

環境やライフスタイルが一新する訳ですし、不安は当然ですよね。

 

『どんな方が自立するの?』

実際、過去のケースでは、『とにかく自由になりたい!今すぐにでも生活を変えたい!』と熱き思いで飛び込んでくる方も少なくなかった印象です。

入所施設での集団生活や、親元(実家)での生活等の、『ルールに縛られる抑圧された生き方がどうにも…』 なんて破天荒型な人の方が自立しやすいと言えると思います。

これは『難しいことなんて考えなくても自立は出来る!』って、一つの根拠にもなっていますね! 笑 

 

対極的に、一つ一つ足場を固め、じっくり先を見据え、タイミングを見計らって、いよいよ自立!って方もいらっしゃいます。本当に納得してからの移行ですので時間が掛かります。それこそ20年計画なんて話も。

だけども諸行無常な世の中。思い描いていた理想や環境なんてものは日々変化して行くものですし、受け皿に関してはコントロール出来ない事も多々あります。また、他者である支援者にもある程度は妥協(歩み寄り)しなければならない部分もあります。

だから、思い立ったら吉日だ!これがタイミングなんだ!』と自立するのも正解だと思います。

 

『自立したからってパラダイス☆な日々では無いかも』

これは、どこで誰と生活していても、社会に生きている限りは、自分100%の生活にはなりえません。だから理想と現実のギャップで苦しむ前に、『そういうもんだ』と理解しておく事も大切です。

なんて堅いこと言いましたが、実際は一人暮らし(介助者と)なんで、家の中では『ワタシの城!』です。相棒である介助者へ最低限の配慮(遠慮ではないよ!)さえあれば、その生活に対して誰も口うるさくは言わないものです。

それこそ『こんな夜更けにバナナかよ!』な生活も可能です 笑

 

「自分は障害が重度過ぎてと及び腰な方も重度訪問介護』(重度障害者達の血と涙の結晶!)が有りますので、楽しく生きておられる方も多いですよ!!

重度な方に向けた長時間(24H可)の居宅介護制度

 

You Only Live Once

どんな立場であっても『人生は一度きり』

どのタイミングであっても、行動した結果しか得られないのは健常者も障害者も同じですよね。

「いつどうなるか分からない。だから今!」

と、自分の可能性に賭けてみるキッカケになるのなら喜ばしいことです😊

2020.11.26

当たり前の日々

 いつもの日常っていうものは常に忙しく、特に働き世代は子育て・仕事ナドナド・・・

様々なものに追われながら生活していると思います。

なかなか日常というものは当たり前に過ぎていくので大事なことに気づきにくい事も多いと思います。

日々のごはん・その日にあった人・その日にあった出来事。

以外に一日を振り返ると結構色々とあるものです。

大人になるにつれて経験がゆえに日常の刺激になれてしまい、新しい経験を積むことが少ないためあっという間に時間が過ぎる。

逆に新しい経験をする事は学ぶことも多くその時間は長く感じる。

こういった感覚を踏まえ・・・。

先日ある利用者さんが旅立たれていきました。

若いころに関わりのあった方なのですが、その時には一人暮らしに興味があったもののその時には断念。

長年施設入所で過ごされていました。

そして時はたって昨年の冬、これまた縁があり再開し介助の利用される形になりました。

長年の夢がかなった昨年の冬から丁度1年。突然別れを告げて旅立っていかれました。

ご冥福をお祈りいたします。

人の死というものは尊く、はかない。だからこそ美しい。

けど、その人となりや生き方によってはその見え方は変化します。

時には社会に翻弄されて輝きを失っている人もいます。

ただ死ぬだけではなにも変わらない。その人なりに生きて、周りが受け入れる事で初めて尊く、はかなく、美しく見えるのだろうと思います。

だからこそ日々の日常を自分らしく生きることが大切なんだろうと思います。

最後に・・・。

人は2度死ぬという考え方があります。

一度目は肉体が亡くなること。

二度目は精神が亡くなること。

その人がいなくなったとしても、その人が話していた想い・考え・足跡が残っている限り永遠とその人が生きているという考えです。

ふとした瞬間に亡くなられたあの方を思い出し、いつも声をかけてくれたあの言葉に励まされる。

これからの日常。しっかり前を見て歩く今に足跡をつけて生きてみませんか?

2020.11.19

秋晴れ*°

 先週末から良い天気が続きましたね♪

週末は外出された方も多いのではないでしょうか。

日中はぽかぽか、暖かく(´ω`)気持ち良い~

、日が落ちるのは早い。気づけば外は真っ暗!

まー忙しく、たまにのほほんとしてたら11月も半分終わっていました。

早いなー(キャンプが遠い昔の出来事のような…)

“つまらない”と思う暇もなく、気づけば夕方!夜!一日終わる!

なーんて思いながら過ごせているのはありがたいことだなぁと思います。

忙しない中でも楽しいこと・嬉しいこともたくさんあって、

スタッフ同士でのちょっとした会話でも、たくさん笑わせてもらってます。

ありがたや。用事のついでで良いのでちょこっと事務所に顔出してくれると嬉しいです♪

適度に休息をとりながら、ぼちぼちと頑張っていかねばなと思います。

(無理のない範囲で!)

体調管理には十分に気をつけて…目指せ 健 康 体 !!

2020.11.13

コロナウイルス感染症対応慰労金

 YOLOでも該当スタッフにコロナウイルス感染症対応の慰労金を支給しました。

 

未知のウイルス蔓延の中、よく頑張ってくれました。

ありがとうーーーーー!!!! (≧▽≦)/

 

この期間もスタッフに度々伝えていたのは、

感染症及び自身の健康管理に留意することは、

今に始まったことではないということ。

だから、落ち着いて対処すること。

私達介助者が、誰か現場に向かわなければ、

利用者の生活が止まってしまうということ。

それは使命です。

これからの冬も気を引き締めて。

 

まだまだ軽んじられる福祉職ですが…

そんなプロフェッショナルな仕事だからこそ、

誇りをもって。

 

そして、一時的な措置ではなく、

福祉職の給与のベースアップも必須。

 

私達は、必要な方にサービスとして介助を提供し、

その費用を国が定めたサービス単価に基づいて国(行政)に請求し、報酬を得ています。

自分達のサービスに彩をつけたり、

独自に単価設定ができない異業種とは異なる独特な世界です。

 

福祉職の需要は高まる中、

供給できる媒体は減る一方です。

「経済は不要」なんてことを言っているのではなく、

皆が幸せに生きていくために何がまず必要か考えることが、

今だからこそ重要に思います。

2020.11.09

おかげさまで一周年!

 昨年の事業スタートから早一年。

(設立日からカウントするのかどうか悩みますが…(^^ゞ)

県内外、気付けばたくさんの方に支えられていて、感謝してもし尽せません。

ありがとうございます!!

 

どこかのタイミングでも話したでしょうか…

若かりし17、8年前は、「障害者福祉」という存在すら認識しておらず、

そもそも「障害者」も認識しておらず、

なんとな~くを生きてました。

それがあれよあれよというタイミング、必然、偶然があり、どっぷり今に至ります。

 

そんな世界があるとも知らなかったことも幸いして、

かつ、出会った障害当事者が、

これまた世で言う“かわいそう”感を微塵も感じさせない人たちだったということが

今の自分をつくっています。

 

そこで培ったものをあたため、大きくしてきた中でしたが、

世の中も変わりましたね…

朦朧と「この福祉の世界も辞めよう…」と真剣に考えた時、

引き戻してくれた人たちがいました。

そして、「自分で事業所つくれば良いじゃん!」と背中を押してくれた人たちがいました。

(正直、その言葉がなかったら行き着かなかったと思います。

今頃、何してただろう…(^-^;)

そこからは勢いでした(笑)

 

今のYOLO事務所は、

テーブル、ソファー、カーペット、棚、テレビ、茶わん、椅子…

たくさんの方々からの寄贈品に囲まれて活動できています。

今日も会計士さんに半期の会計チェックをしていただきましたが、

お褒めの言葉頂きました。

ただ、やはりどんな業種も立ち上げてしばらくは軌道に乗せるのに時間がかかる。

その分、「自分たちでゼロから何かをつくる」という

なかなかできない経験をさせていただいていますね。

福祉というもの自体が、

既存の制度やサービスに乗る、乗せるだけでなく、

ゼロから何かをつくるものだとも思います。

 

一年数か月前は、まさか今の状態になるとは夢にも思いませんでした。

人間、先のことは本当に分からないものです(^^ゞ

だからこそ、なるようになる、なるようにしかならない、

シンプルに「今を生きる」です。

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