YOLO日記
2020.04.20
見えない敵と見える敵
コロナウイルスのことは避けて書こうかな…とも思いましたが(-"-)
ブログを書くペースが大体一か月に一度ということもあり、今このタイミングで起こっている・感じていることを書き留めるという意味でも触れておきます。
本当に「あれよあれよという間に…」という言葉通り、この一か月で世の中は一変しました。「明けましておめでとう♪今年はどんな年になるかな?」と言っていた年明けに、まさか翌月からこのようなことになるなんて想像できたでしょうか?
目に見えない敵がすぐそこにいるということは、誰にとっても不安なもの。目に見えても怖いのに、目に見えないのですから。どれだけ手指消毒しても、どれだけうがいをしても、実感がないよね…。
そんな中、目に見えるもの・耳に聞こえるものとして入ってくるのは情報です。情報過多です。ワイドショー毎でも内容やニュアンスが違ったりします。インターネットの情報を合わせれば莫大です。
人間、何が真実か見失いそうな時、不安を共有・共感します。確かに、これは大事。不安で大変なのは自分だけじゃないと知ることで活力になったりするから。
ただ…
ここで見えない敵と戦うよりも怖いのが、同調圧力だったり、批判であったり。
不安が大きくなったり続いたりすればするほど、マジョリティとマイノリティに分けて、見えない敵より見える敵を作ることに向けられる気がします。
だから、やっぱり繰り返しになるけど、冷静に冷静に。
この先しばらくは、ひとりひとりがやらなければならないことは変わらない。粛々と注意するだけなんです。
あとは
原理原則 今を受け入れること
“自分が”何ができるかを考えて実践すること
同調しない人を批判しないこと
ウイルスはもとより不安をばら撒かないこと…こんな風に思いますが(´ω`*)

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2020.04.16
救命ボートへのチケット?
コロナであろうが、何であろうが、なくすことが出来ない仕事に就いている人のつぶやき。
世の中は今、それぞれ立場は違えど大変な事態に。
”職業に貴賎なし”ってのは当然なのですが、ただ私が就いている職業ってのは、重度障害者の生活をマンツーマンで看る仕事。私が行かないと生命維持すらままならないという、人間の尊厳と生存権を強く意識せざるを得ない仕事です。
※生存権… 簡単に言うと“その人らしく生きる権利”
医療が命を優先するなら、福祉はその人の生活という営みに寄り添う。更に、障害者福祉は、『人生とは』『人間とは』を追求する活動って言えるかな。
幸い、皆さん体調維持できています。でもこんな中ですので、ちょっと気分が沈む事も当然ありますよね。YOLOでは、介助者・利用者共に、ネガティヴに陥った者を励まし合う雰囲気が有るのが救いです。もし、それが無くなったら、、、 いや、この調子で行きましょう!!
人の生活をサポートするのに介助者が潰れてしまったら元も子もないのではないか。。。
しかし、人手不足に輪をかけて大穴が空いた障害者の生活は人として許されるのだろうか。。。
もっともっと自然に、“放っておくことは出来ない”って思える付き合いとは。。。
この極限状態だから解りやすい形となって見える事かも知れませんが、実は長年ずっと考えていた事だったりします。
有事の際には、誰もが”他人より自分”なのは責められないこと。でも、それでは成り立たない生活(仕事)ってあるのです。
お互いこうなる事を想定して、普段から心掛けていたことってありましたか?
地域の中で自分の仕事(生活)って理解されていたかな?
介助者(障害者)と心のやりとり出来ていたかな?
自分の仕事(生活)が成り立っている仕組みって考えた事あったかな?
普段からの地道なやりとり(繋がり)がこんな際に形となって現れます。お互いちゃんと人として付き合っていくこと。そして薄れがちな隣近所というキーワード。そんなこと伝説の運動家も言っていましたね。
当然、福祉従事者として強く弱者の生存権は意識しています。それでも介助者だって人だという事実は覆せないこと。
心が離れた時、人が離れた時、障害者の生活が崩れていくのではないか。
それを強く感じる今です。誰も知らないその生存権、誰が保障する??
さぁ、気が付いたなら動きだそうか。
2020.04.12
おすすめ本「居るのはつらいよ」③

2020.04.08
おすすめ本「居るのはつらいよ」②

2020.04.06
おすすめ本「居るのはつらいよ」①
