YOLO日記

2022.09.22

にっぽん!歴史鑑定

 BS-TBSで毎週月曜日22時から放送されている番組ですが、ご存知でしょうか?

・国鉄総裁 謎の死 下山事件

・関ヶ原の戦い 真の裏切り者は誰だ!

・鬼滅の真相!鬼とは何なのか?

など様々な時代の歴史の定説や謎を別の角度から調べ、解明していくという歴史番組です。

 

再放送などもあり、歴史ものが好きというのもあって月曜の夜は録画撮ってみております。

歴史については定説と仮説と新説があるとのことで、

定説・・・確定したものと認められた説

仮説・・・最も確からしいと考えられる仮の説

新説・・・新しく立てた論説や学説

この3つによって真実とされてきているものがほとんどらしく、

近代日本(明治以降)は史料も多く真実と確定しているものが多いのです。

けど、江戸時代以前には史料なども少なく、いくつかの仮設を作り、定説=真実とされているものが多く、新説が出てくることで定説=真実とされてきたものが変わることが多いのです。

 

例えば足利尊氏とされてきた肖像画(知らない人はググってみてください。馬に乗ったざんばら髪の掛け軸を見つけてみましょう)

室町幕府の初代征夷大将軍として君臨していた人ですのでさぞかし神々しく書くはずなのに、背中に背負っている矢は折れていたり、ざんばら髪で兜をかぶっていない。

当時その様な肖像画を本人が生きているときに書いたとしたら即刻打ち首で肖像画は燃やされていたと思います。

 

じゃあこの人は?

1つの仮説であるのが足利尊氏が亡くなって室町幕府が滅亡後にふつーに書かれた落ち武者を足利尊氏にして室町幕府の戒めにした説。

 

実際とは違う歴史を時の有力者が自分たちの力を誇示するために作り、現代でも信じている。

歴史というものは常に書き換えられて、そして新しい歴史が作られてきているのかなと思います。

 

新しい知識を古い知識をこの機会に入れ替えてみてはいかがでしょうか?

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