YOLO日記
2026.06.16
魁!適応課題
仕事やプライベート、日々さまざまな問題が誰にだって起こる。
…嫌なんだけど、直面し超えていく?または避ける?
ケースバイケースだけど、まぁ、そんなことよくあるよねぇ
プライベートならば、嫌だと避けても自己責任のうちだとできる。
だけど仕事では、避け続けることが難しい場合も多い。
だから『超えてナンボ』だと言われたりもする。ぐぬぬ…
ところで、同じ出来事でも『大問題だ!』と感じる人もいれば、
『そんなの簡単じゃん?』という人もいたりする不思議。
ある人にとっての『課題』は、別の人にとっては課題でもなんでもないという。
視点の違いなのかな?
もしそうなら、知識やスキルを増やすだけでは解決できない問題があるのかもしれないね。
…だから得意な人に任せる✨ってのも合理的判断だけど、
「なぜ上手くいかないのか」「どうすれば乗り越えられるのか」という
永遠の私たちの悩みについて、実は研究されていたのだと知ったのよ。
この課題について、ハーバード大学ロナルド・ハイフェッツ教授は次の2つに分けたそうな。
①技術的問題
②適応課題
①は、コンピュータに例えるとアプリの追加だと言われる。
必要なアプリを追加すれば、その機能が使えるようになるイメージ。
原因も解決方法も、分かっている課題が技術的問題であり、
技術は練習すれば習得できるものとしている。
例とえば、ベッド移乗が上手くいかないから、ヘルパー同士で反復練習をして本番に臨んだ、とか。
②は、例えるとOSのアップデートだと言われる。
OSをアップデートすることでコンピュータの扱える幅が広がるよね?
これは、自分の凝り固まった考え方の枠組みを疑い、改めて検証していくことで、
今までとは違った形で課題に向き合えるようになることなのだと。
例えば「もっと厳しく指導すれば上手くいく」と思っていたけれど、むしろ相手の話を聞く姿勢が必要だった、のような感じね。
えー!?
てことは、『適応課題』なのに技術的問題として無駄な足掻きしてたってこと?
早く言ってよね!!
踏まえると、『適応課題』に向き合うってのは、
今まで当たり前だと思っていた前提を見直す必要が出てくる
ってことになる。 …シンドイけどね(成長痛よ)。
よくある話で、
重度訪問介護の現場では、とてもケアの技術が高いのに、
今一つ利用者と関係性が縮まらないヘルパーがいたりする。
これは、『ケアをすること』が中心になり過ぎていて、
『利用者も、一人の生活者として今を生きている』という視点が後回しになっていること
が一因かもしれない。
こうした前提を見直さず、技術向上のみに力を入れている限り、
なぜ関係が深まらないのか分からないままになってしまう。
適応課題って、まぁこんな感じかな?
だけど、こうして整理できるようになると、闇雲に悩むだけではなくなる。
どこに問題があるのかを考える手がかりになるんだよね。
実は、この「自分の前提を見直すプロセス」を、
人間の心の成長ストーリーとして体系化したのが、
あの有名(?)な『成人発達理論』ってヤツよ。
人は、自分なりの意味づけの枠組み(発達段階)から世界を理解する。
だから、同じ出来事を見ても、人によって見えている景色が違う。
相手の考えを完全に理解することが難しい理由だね。
この適応課題に向き合う過程で、結果として発達段階が変化することがある。
そのためには、自分のかけているメガネ(フィルター)を自覚し、
それを検証していく必要が出てくる。
バイアスとか認知の癖とか言うアレのことね。
自分では当たり前だと思っている『世界ってこう!』『人ってこう!』という前提のことね。
だとすると、『そんなの簡単じゃん?』って人は、その人なりのメガネをかけていて、
私とは違う景色を見ているからかもしれないね。
適応課題とは、『もっと頑張れば何とかなる』ではなく、
『そもそも何を頑張るべきか?』『自分は何を当たり前だと思っているのか?』
を問い直すような課題なのだとさ。
だから上手くいかなかったのね!と納得したのは私だけ?
ウームと唸るほど難しい話だけど興味深いよね!
(成人発達理論はまた今度ね)
