YOLO日記
2021.12.10
年末
今日は天気が良いな~
こんな日には遠くの山に雪が積もっているのが見える。
思えば、昔あそこでスノボーしてたなぁ。
寒いかもだけど、のんびり釣りにでも行きたいなぁ。
そう言えば、数年前まで雪道対策で車の下潜ってダンパー交換とかしてたなぁ…
なんか色々思い出してみると、今ってなんの趣味も無くなっていてちょっとだけセンチメンタル。
残っているのは… 酒ぐらい?www(ダメダメ)
じゃ、仕事が趣味と言い聞かそう! …いや、それもなんだかヤだな。
来年は新たに何か始めてみようかしら?暇が取れたらね~
年末って何故か気分が落ち込むんだよね。
毎年当たり前に来て通り過ぎるんだけど、毎年何のための一年間だったのかなと考えてしまって。
自分も、YOLOも、人からは順調だとは言われる。それを素直に認められると楽なんだけど、なかなか。
そんな時に同僚から『よく二年でここまでやって来れたな』なんて言われると気が楽になる不思議。外部の方に言われるより受け入れ易いのかな?
YOLOは同僚達と切磋琢磨しながら、無くしてはいけない大切なものだと共有しながら運営している。
落ち込んだって、向いていないと嘆いたって、離れる訳にはいかない同士達なんだから当たり前か。
多分、障害福祉は他業種よりもスタッフのケアが大切。
利用者さんをケアする職業だけど、他人(利用者)の生活/感覚に染まっていくってのは案外ダメージがある。だからケアが不要なスタッフなんていない。
またスタッフ一人ひとり何かしらの過去を背負っている事も多い。
人で傷ついて、人で回復していくって循環のなかで強固な絆となるんだろう。
来年もこの檻(w)の中でもがいて、少しでも大きくなれる様に、歩んで行きましょうかね。皆さん♪
2021.12.01
いきづらさ
今日から師走。町はだんだんとクリスマス&年末モードに突入していきます。
大体年末になると特に何が変わるわけでもないのにソワソワ。
不思議だなと思います。
それはさておき、先日僕といっしょについてのレスのバトンをもらったので書きたいと思います。
この本自体は1997~1998年に発行されています。
あらすじを簡単いうと、家族の元を捨てていえでした幼い兄弟「いく夫」と「すぐ夫」が児童養護施設から脱走してきた男「イトキン」とがギャグを交えてコミカルにたくましく生きていく様を描いたまんがです。
そして、この漫画のテーマは『人生って何?』というものです。
生きていく中で人が一度は考えるテーマかと思います。
それを初めから最後まで問いかけています。
例えばイトキンが自分の人生を救ってくれた人への感謝をベスト10でつたえたり、終盤に家出したいく夫とすぐ夫が家に戻り、父親へ罵られても一緒に付いてきたイトキンが兄弟を守ったりと人が生きるということへのメッセージが細かく描写されています。
そのほかにもいろんな登場人物が出てきます。寂しさゆえにストーカーする女性、小説家を夢見て気づいたら25年も立って後戻りできない男性など、個性的なキャラクターがいます。そのキャラクターとすぐ夫達が「人生って何」を面白おかしく描いていきます。
以上が大まかな本の説明です。
発行当時は私は存在は知っていたものの、全く読んでおりませんでした。
けどもS氏の勧めで読んでみると・・・。
「わかる!そうなんだよねぇ!そうなのよ!」というところがいっぱいある漫画でした。
この本を読んで感じたことは「生きづらさってみじかにある」という事です。
この仕事をしているといろんな方と接することがあります。その介助の中で「もっとこうすると良いのかも」なんて場面があると思います。
結果としてトンんでもないトラブルに巻き込まれていたり、お互いの関係が悪くなっていくのを目の当たりにしますが、この漫画でも実際に似ている場面があります。
この漫画を読むまでは、正直「こんなことって希なことでなかなかそんな人はいない」と思っていました。
けど、マンガとして取り上げられているということは、このような人が社会に溢れており、同じような事で悩み、苦しんでいるのだと思いました。
主人公の一人のすぐ夫の言葉で「自分は、実はくだらないコダワリのせいでたくさんの幸せをスルーしてきたのではないのか?」というセリフがあります。
人と人の間でもそのコダワリでいままでの関係性が悪化したり、または裁判になったりすることがあります。
私自身も昔はそのコダワリで辛い思いしてきました。
ただ、「そのコダワリって本当に必要なのだろうか?周りはそのコダワリについて何も思っていないのでは?」と思った時がありました。その時に「変らないとこの先まずい!」と思い、変わろうと決意をした時があったりました。それからコツコツと変わろうと頑張っています。(現在進行形です)
また、すぐ夫はこんなことも言っており、「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らなソンソンというが、なぜ今までコダワリってきたかわかるか?恥ずかしいからだ!隙を見せるのがこわいからだ!」というセリフがあり、そんなコダワリで社会からはみ出すのであれば様々なコダワリから自分を解放する事が必要なのだということを作者は読者に問いかけています。
ニュースで最近電車での殺傷事件が連日報道されている中で、容疑者は実はこのようなコダワリが外せず、結果社会が悪い!と言う思考になって犯罪を起こしたのでは?と想像すると、容疑者の内面を違った角度から考察することが出来るのかなと思っています。
私の師匠の一人の高畑さんがよく言ってた言葉で「人の振り見て我が振り直せ」とよく言われてました。
他人の行動をみて、良いところは見習い悪いところは自分の振る舞いを反省し、直すべきところは改めよという意味です。
社会のヘンな人=障害者=かわいそうな人という考えはいまだに横行しております。けど、そんなヘンな人がいるのがこの社会。
社会で生きる術として自身が人の振り見て我が振り直してこの本を読んでみるとよいと思います。
年末で大掃除や仕事などで忙しい少しの間にこの本を読んで今までの人生を振り返り、心の大掃除もして新しい新年を迎えてみてはいかがでしょうか?
2021.11.26
あっという間の
月末!来月はもう12月!!
一気に寒くなりましたね;今週は雨続きでありますし…
雨の合間に見られる太陽、日差しがもう貴重…!そして虹です🌈✨
先日も綺麗な虹を見られました♪雨の日が多いからか、よく虹が現れている気がします☆
そんな雨続きで、風も空気も冷たく寒い時期になってきましたが、冬の準備はお済でしょうか?
私は年々寒さの耐性が弱くなってきているようなので、着る服がすでに分厚くなってきています…
ホッカイロも常備!(例年より多めに購入している気が😅)身体をしっかり暖めて、体調にも留意せねばですね✨
今年の雪はどうなるでしょうね~あ、タイヤ交換もしなければ☆
今年も大雪、なんて噂もありますが…どうなるやら;
その他色々と冬支度💨休日にぼちぼちとやっていけたらいいかなぁ('ω')
来月はもう12月、師走です。年末年始があっという間にやってきます;
今年の事は今年のうちに。日々の生活プラス今年1年の整理・整頓...
家の大掃除に各種業務の整理、その他諸々、やることはたくさん!
身体を整えながら、無理なくやっていきたいものです☺
が、今日も寒い!お布団が恋しい!(笑)
さ!今日も頑張ろう☆
2021.11.17
気付けば晩秋
YOLOを立ち上げて二年の中で直面した課題を拙い文章で書き綴ったものは、
とりあえず自身が所属する「福井市障がい者自立支援協議会 居宅部会」(※)を皮切りに、
福井市障がい者基幹相談支援センター、はたまた市や県の議員さんまで、
小さな声を届けさせていただきました。
う~ん…これは「要望書」でもないんですけど…「報告書」ですかね。
その中身は…
まず、➀福祉職の人材不足。
福祉という業種自体の人材不足は否めません。
それに加え、YOLOが提供している訪問系のサービスは、
初任者研修、実務者研修、介護福祉士等の“資格”が必須。
外国人労働者の採用も認められていません。
興味あります✧という方も何人か来ていただけましたが、
この資格を取らなければ実働できないというのが高い壁となっています。
そして、慢性的な人材不足は業界の中でも慣れっこになってしまっている気がします。
「どこも皆同じ」
だからこそどうにかしなきゃならないんじゃ?
(結局、そのしわ寄せはどこにいっているのでしょうか…)
➁福井市内でも市街地(山部、海岸部)、市外からのご依頼。
例えば、遠方の方で家事援助1時間のご依頼。
往復2時間かけて1時間の支援、しかも継続的に…。
国が定める元々の支援単価も十分とは思えない中、
介助者の時間拘束、交通費等々考えるとなかなか現実的ではありません。
でも、そのような地域に住まわれて困っていらっしゃる方はいる。
心苦しいばかりです。
(結局は誰かがその支援を担えているのでしょうか…)
➂他、障害種別による課題
身体障害、知的障害、精神障害、発達障害…
障害と一言で言っても、それぞれ課題は異なります。
強度行動障害の方の受け皿がないということも現実です。
(なぜ受け皿がないのでしょうか…)
家事援助で支援に入らせて頂いても、そこに掃除機ひとつないご家庭があることも現実です。
(なぜ掃除機ひとつないのでしょうか…)
移動支援のご依頼が多いのも現実です。
(その依頼の多さの背景になにがあるのでしょうか…)
訪問系サービスの実際を発信することはおそらくあまりないと思うので、
ただ「へぇ~」「そうなんだ」と知ってもらえるだけでも良かったと思っています。
でもプラス「なぜそうなるんだろう?」と疑問に思ってもらえたり、
一緒にそれを考える場があればいいのになと。
結局は、困っている人がそこにいて、担いたいけど担えない歯がゆさがありました。
そして、自分達、訪問系の介助者は、世の中から今何を求められているんだろうと思いました。
YOLOの基本理念は『生きづらさをとりのぞく』
「生きづらそうだな」と他者が思うのと、本人が「生きづらい」と感じるかはまた違います。
そこに都度都度の葛藤もあります。
その辺を感じとることも大事とは思いますが、【生きづらい世の中】ってなんでしょね。
(※)(地域における障がい者に関わる課題について情報を共有し、福井市内で生活する障がい者に関する保健、医療、教育、福祉、就労等の関係機関等の連携強化を図り、地域の実情に応じた社会資源の開発及び支援システムを構築することを目的に設置…福井市HP参照)
2021.11.08
僕といっしょ
十代の多感な時期に出会った漫画。
引きこもりの私に、当然、”青春”なんてものは無く、
ひたすら地底を這っている様な精神状態で読んでいたのだと思います。
前作“稲中卓球部”的なギャグテイストですが、
どこか奥行きと憂いにリアルを感じ、
とても大切なバイブル的作品となりました。(ギャグ漫画だぞ)
※現在YOLOでは密かなブーム!
登場人物はハチャメチャながらも、逞しく生きる家出少年たち。
たまに真面目な事を言ってハッとさせますが、
言ってるそばから矛盾した行動をとってしまうのがツボ。
で、それが笑い所になっている。
…と、世のお笑いのネタの殆どは、このビミョーにズレた掛け合いからヒントを得ているのだと気付きました。
今、福祉業にいるからよく分かる『定型発達者と非定型発達者の掛け合い』なのだと。
“言ってるそばから矛盾する”と言う、言動の不一致は、
何も非定型発達者だけの事では有りません。
その様な光景は、我々の日常的なやり取りの中でも散見します。
リアルでは、それを突っ込みすぎてもアレなので、スルーするか、可能ならば笑に昇華します。
だけど、それが繰り返されると… その相手を信用出来なくなりますよね?
それはそれでお笑い要員として重宝出来れば良いのですが。
この世の中は、ある意味カチッとしていて、でもその大半が不文律な世界です。
そんな世界で非定型発達者たちは、おそらく、一生涯を苦しみと共に生きるのでしょう。その特性が故に…
“適応”がこの社会での数少ない正解ルートであるなら、
そこに賭ける価値もあるのだと思います。
先ずは地に足つけないと、ただの変人扱いで終わる可能性も相当高いので。
…という風に、言動の不一致が、
“どれほど他者に不快感を与え、信用を無くしているのか”を知るために、
一度この漫画を読んでみませんか?
お陰で私は、ブキッチョなりに“0歳スタート”を切れたのだと思います。
読んでみてハッ!と、『この主人公たちは僕(私)といっしょかも!?』と感じたなら…
きっと私と同じタイプの人間なのかもしれませんねw
事務所にありますので何時でもどーぞ!!マジレビューの方はH氏に任せます!ヨロシクwww